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自分の自由な時間が保障され、
誰もが成長できる豊かな福祉職場に

 新年あけましておめでとうございます。

 お正月はどのように過ごされましたか。お節料理やお雑煮は食べられましたか。久しぶりに田舎に帰れた方。両親と会われた方。子や孫と会われた方。出るのは控えて家で過ごされた方。様々な新年を迎えられたことと思います。コロナを克服し一日も早く以前の生活を取り戻したいものですね。

 今年こそは、豊かな人間的な文化にふれる機会を数多くつくれるようにしたい。そう思わずにはいられません。福祉職場は労基法違反や労働災害が突出して多い職場です。これ以上、働く職員が身体や心を傷つけ病休に追い込まれたり、退職するなかまを増やしてはいけません。

 やはりそこで労働組合の出番ですよね。1日8時間・週40時間以内にして、福祉職員も休憩や休日が人並みに保障され、定時に帰れ、家族との団らん、自分の時間が保障されチャレンジできる、誰もが成長できる豊かな福祉職場にしていきましょう。

 私たちの運動が力を発揮しています。今年は賃金引上げ、大幅職員増のチャンスです。憲法改悪阻止、軍事費削って福祉にまわせの声をあげましょう。岸田政権が考える福祉労働者の賃上げ3%(約9,000円)は極めて限定的です。「9,000円では足りない、一桁違いますよ」「これでは職員は来ませんよ」。その声を上げ、多くのなかまと手をたずさえてコロナ禍でも災害時でも、安心・安全の福祉職場をつくっていきましょう。