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新年のあいさつ

福祉保育労大阪地方本部
     執行委員長 泉谷哲雄


要求で仲間を紡いで 〜福祉の未来をつくる風になろう〜

あけましておめでとうございます。

昨年、大阪地本は60周年を祝い、記念誌・DVDを作製し、記念レセプションをおこないました。生まれて60年。人間でいえば「還暦」にあたります。

中国の暦十千、十二支の周期が60年で一巡するため、新たに生命が再生されることを表すとして、数え年61歳が還暦とされ、赤いちゃんちゃんこを着て生まれ変わりを祝います。満年齢と異なり数え年とは、生まれた年を1歳として、新年を迎えるたびに1歳を加えて数える年齢です。

だとすれば、新年は大阪地本にとって生まれ変わり、再生の新たなスタートの年ということになります。

60周年記念事業のとりくみを通じて、福祉保育労の歴史を学び、私たちには先輩から引き継いだたくさんの財産があることを知りました。

2011年。権利としての社会福祉を守り、憲法25条を暮らし・福祉に実現させる運動の、正念場の年になりそうです。国民的な共同運動を発展させるために、こんな時こそ職場の一人ひとりの要求に耳を傾け、大切にした組合活動が求められます。

幾多の諸先輩のたたかいに学びつつ、記念誌の表題「要求で仲間を紡いで 〜福祉の未来をつくる風になろう〜」のとおり、新たな一歩をともに踏み出しましょう。