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歴史的なたたかいを学び発展させます

全国福祉保育労働組合大阪地方本部
書記長 島村 一弘


この5月で600号となる機関紙『ともしび』、創刊号以来50年の歴史です。私を含め、現在の組合員の多くが生まれる前か、幼年期の頃になります。そのことを考えると、福祉保育労の歴史的な深さを感じると同時に、当時の福祉職場ほどうだったか、子どもたち、障害をもつ方、お年寄り、福祉労働者の暮らしや権利はどうだったか。改めて福祉保育労の基礎をつくった歴史的なたたかいに学び発展させていきたいと思います。

 日本社会事業職員組合、日本社会福祉労働組合を経て、現在の全国組織である全国福祉保育労働組合が誕生しています。「『あなたに勇気・明日も元気』組合テキスト」を見ると、どの時代も、利用者の権利と、福祉労働者の権利を守り発展させることを一体にした運動と国民共同の運動をしています。70年代、「大砲よりバターを」をスローガンに社会保障防衛闘争の先頭に立ったのも、私たちの大先輩です。それは、今も引き継がれ、労働組合運動の原点、誇りとなっています。