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新年のあいさつ 福祉保育労大阪地方本部 執行委員長 夏の参議院選挙をチャンスに福祉要求実現へ運動の発展を あけましておめでとうございます。 昨年の新年あいさつでは、「変革の年を祝って」と締めくくりました。まさに「国民が声をあげれば政治は変わる」歴史的な一年でした。 今年は新政権のもとで、私たちが築いてきた福祉人材確保運動や権利としての社会福祉を大きく発展させ、要求を実現させる年です。 しかし、一方で新政権は、財界の要望に沿った保育の市場原理化を、いま急速にすすめようとしています。介護保険制度との統合を前提に した障害者自立支援法を、そのまま置き換えたような保育制度改悪を許せば、お年寄りや障害者の真の願いを実現する「あらたな制度」もあ りえません。 当面の「チャンス」は、新政権が国民要求に背を向けるわけにはいかない、夏の参議院選挙です。 保育・障害・高齢分野の一体となった国民的な共同運動を大きく広げる一年にしましょう。 |