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平和を守り福祉再生の運動の前進へ

福祉保育労大阪地本
執行委員長
山崎健逸

あけましておめでとうございます。

今年は将来にわたり平和を守っていく運動、そして福祉と労働組合運動の再生にとって、躍進のはじまりの年にしていきたいものです。

昨年はアメリカから持ち込まれた新自由主義が日本の社会を蝕み、信じられないようなことがたくさんおこりました。子どものいじめによる自殺、虐待、未履修問題なと、激しく国民を競争においたてる社会の中で、私たちのまわりから人間らしさがどんどん失われていっていることがあきらかになりました。

また年末に教育基本法が改悪され、防衛省昇格法案が成立しましたが、いよいよ政府は自衛隊の海外での武力行使に向かってつきすすんでいこうとしています。アメリカと財界の要望にこたえる憲法改悪の動き、国民を犠牲にし、労働者を使い捨てようとする、今の政治のあり方が問われなければなりません。

子どもたちや高齢者・障害者(児)、そして労働者をいじめる今の政治は転換しなければなりません。世界ではすでに新自由主義に反対する運動が大きな波となって前進しています。平和を守る運動と福祉再生の運動を大きく前進させていきましょう。