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2006年新年あいさつ
「ジックリと腰を落ちつけた」新しい運動づくりを


全国福祉保育労組大阪地方本部執行委員長
水野洋次郎


年末からの例年にない、きびしい寒波のおしよせる気象は、あたかも今の時代を象徴しているかのようです。

例年、正月の20日前後から通常国会が開会します。今年の国会は憲法改悪をはじめ『これでもか・これでもか』と思いたくなるほと、自・公連立与党の悪政が加速化しています。

昨年九月の総選挙で「郵政民営化」が唯一の争点と言い張った小泉自・公与党に、国民はていよく騙されていることが、いよいよ明らかになっているのではないでしょうか。多少の賃上げがされたとしても、増税と医療をはじめとした社会保障の給付引き下げと負担増は、国民生活をおおさく圧迫します。そして、予定される診療報酬の大幅引き下げは、医療労働者の労働条件を劣悪化させ、福祉労働者にも大きな影響を与えることでしょう。

財界と自・公の悪政や攻撃にたいし、私たちはジックリと腰を落ちつけ、新しい運動つくりをはじめようではありませんか。