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「無党派の風」を吹かす、新しい年にしていきましょう


新年のごあいさつ

福祉保育労大阪地方本部
執行委員長 水野 洋次郎

昨年末、小泉内閣は自衛隊のイラク派兵の「基本計画」を閣議決定しました。直後の世論調査の結果は、小泉内閣「不支持」の急増であり「自衛隊のイラク派兵」反対の国民世論が多数派をしめたことです。

しかし、昨年11月の総選挙で、どうして国民は小泉自公内閣を選んでしまったのか、無念でなりません。

総選挙前の調査では、国民の9割は「総選挙に関心がある」と答えました。しかし投票率は55%と有権者の約半数で、3割以上の有権者が予定を取り消してしまいました。大阪市長選挙にいたっては投票率33%と、有権者3人に1人しか投票所に行っていません。

選挙のたびごとに、『無党派の風』が吹くかどうか話題になります。でも『無党派の風』は、「神風」や自然発生のものでは決してありません。組織された「無党派」人のたくさん集まる労働組合と組合員が積極的に行動してこそ、わたしは「無党派の風」が吹くのだと思います。その点では、2月1日の大阪府知事選挙は、まさに福祉保育労大阪地方本部と組合員の真価が問われているのではないでしょうか。