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国民総ぐるみの新しい運動の年に

長くつづく深刻な不況で、国民生活はひっ迫しています。しかし、小泉「構造改革」は追い討ちをかけるかのように、国民生活を追いつめてきています。
とりわけ、今度の通常国会では、国民に大きな負担をしいる医療大改悪が予定されています。
「02年国民春闘」は、(1)「リストラと失業に対して『解雇規制法』の制定を」、(2)「賃下げの大攻撃に対して"賃金の底上げ"と『全国一律最低賃金制度』の確立を」、(3)「医療大改悪を阻止して国民生活をささえる社会福祉・社会保障制度の拡充を」と、この三つ課題で"国民総ぐるみ"の運動を大きくとりくむことを呼びかけています。
あわせて福祉関係者にとっては、2003年度の介護保険見直しと障害福祉の契約制度の発足にたいし、今年は運動の山場でもあります。また、昨年末の児童福祉法改悪による保育事業のいっそうの企業参入など、これまですすめられてきた福祉市場化に何としても歯止めをかけなくてはなりません。
2002年を、国民と労働者いじめの時代から、「国民が主人公」の時代をつくる運動の出発の年にしようではありませんか。